ハトと色
公園でよく見かけるハト。
人が食べこぼしたご飯など、おこぼれを目指して寄ってくる鳥。
ハトについては、糞害などあまり綺麗なイメージはない。
しかし白いハトは平和の象徴とされ、
とても綺麗なイメージだ。
色の違いだけでこんなにイメージが変えてしまうとは、
人間って勝手な生き物だとハトには思われているだろう。
ただいつも思うのは、全体的に暗い灰色をしているハトだが、
首元の虹色はスカーフを巻いているようで素敵だなと思う。
体全体が虹色。もしくはいっそのこと真っ白か、真っ黒だったら虹色が映えて綺麗なのに。。。とハトのコーディネートを勝手に想像してみる。
ハトにとってはいい迷惑だ笑。
今回少し気になって鳥と色の関係について調べてみた。
鳥は、人間よりも色を認識するための細胞(錐体細胞)の種類が多いため、
鳥が持つ色を認識する力は高く、多くの色情報を取得することができるそう。
さらに人間には認識できない紫外線も目で見ることができるとのこと。
ということは、もしかしたらより華やかで鮮やかな世界を見ているのかもしれない。
となると、この公園で見かけるハト。
首元の虹色のスカーフ以外は全体的に地味だが、
もしかしたら、ハト同士では互いが華やかにド派手に見えているのかもしれない。
動物が見えている世界と人間が見えている世界。
いつか比較できる日がくるととても面白いかもしれない。
そんなことを想像するのも楽しいです。