私の発見ノート

日常は”発見”の宝庫

雨上がり、もう一つの世界

私は雨上がりの晴れが好きだ。

雨上がりの少しひんやりした空気が心地よい。

そして、単純な晴れよりもなぜか清々しく感じるからだ。

もしかしたら、雨によって塵や埃が洗い流されるためなのかもしれない。

また運が良ければ虹も見られる。

こんな具合に、単純な晴れの日よりも、

色々な自然現象の恩恵を受けて

雨上がりは風景をより美しいものにかえる。

雨上がりには他にも好きなものがある。

水たまりだ。

昔は水たまりはあまり好きではなかった。

せっかくの雨上がりの清々しい気分なのに、

靴を汚さまいと気をつけて歩かなければならないからだ。

しかし、最近は水たまりを覗くと新しい世界に出会えることに気がついた。

人間は普段は自分の目線の下の世界しか見ない。

しかし、水たまりにふと目をやると自分の上にこんな世界が広がっていたんだ!と気づかされることが多々ある。

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例えばこの時は足もとばかり見ていたが、水たまりのおかげで、

青い空にピリッとアクセントを効かせるような赤い鮮やかな橋がかかっていることに気がついた。

煩わしいと思うものでも、見方を変えれば素晴らしい世界の扉を開けてくれるものだなと感じる。

晴れと曇りの間

雨が降った翌朝、外に出たときに見つけた。

晴れと曇りの間。

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まるで長年掃除をしていない机を雑巾でふいて埃が綺麗に取れるように、

曇り空と、綺麗な白い雲が漂う青空の間にくっきりと境目が現れていた。

 

雲の色は厚みなどによって見え方が変わる。

つまり、分厚い羽毛ぶとんのような雲が空を覆っていたが、

あの境目から薄いタオルケットのような雲に変わったようなものなのだろうか。

暑苦しいのに、忙しくて収納できていなかった羽毛ぶとんを、夏仕様でタオルケットに変えたことを思い出しながら、爽やかな気分に浸っていた。

梅雨とともに梅の季節がやってきた

春には梅の花がいっぱいに咲く公園にこないだ出かけてみた。

もちろん梅の花はなく、青々と緑が生い茂っていた。

ふと足もとに二つ小さな丸っこいものが、

双子のようにならんで転がっているのに気がついた。

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そして上を見上げると、青い空をバックに梅が生っていた。

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すこし暑いが風が心地よい新緑の季節。

爽やかな風の中にすこし湿り気を感じ、

そろそろ梅雨の季節だな。

そういえば梅雨という言葉は、

梅が熟す雨の季節という意味なのではないだろうか?

と今更ながら思ったりした。

そろそろスーパーに青梅が並ぶ季節。

今年もまた梅シロップを漬けよう。

 

スズメのお家

朝とある家の石垣を通りかかると、スズメの鳴き声が聞こえてきた。

石垣の隙間の影に1匹のスズメが隠れていた。

数時間後、たまたまもう一度同じ場所を通りかかると、3匹になっていた。

怖がりなスズメだが、私が近づいても逃げる様子もなく、3匹が寄り添うように石垣の影に隠れていた。

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いつも近づくとすぐ逃げてしまうスズメ。

こんなにまじまじと見たのは初めてだった。

思った以上にふさふさの羽毛。少し折れ曲がり、ぴょんぴょんと跳ねるためのバネが仕込まれていそうな短い足。

さらに寂しがりなのか、これでもかといわんばかりに仲間にくっつく様子。

全てに愛嬌を感じる姿だった。

スズメが家に巣をつくると、縁起が良いといわれているらしい。

この3匹はこの家に幸せをもたらすのだろうか。

化学が生み出す不思議な景色⑥ 〜地獄めぐり in 別府〜

最後は龍巻地獄。

龍巻地獄はいわゆる間欠泉だ。

現地に着き売店を通り抜けると、観光客がみんなこちらを向いて座っている。

なんだろうと思い振り返ってみると、岩で築かれた大きなお椀型の壁があった。

これが地獄なのか?と思い、看板をよくよくみてみると、約40分に1回温泉が吹き出すとのこと。

私は今まで間欠泉をみたことがなく、恥ずかしながら間欠泉は常に温泉が吹き出し続けているものだと思っていた。少し残念な気持ちになっていると、この約40分に1回というのは世界中にある間欠泉の中でも、吹き出す間隔が短いので、頻繁にその姿を見れることで有名とのこと。

しばらく静かな岩の壁を眺めていると、湯気が心なしか多くなってきた。

もしやこれは兆候かなと思っていると、温泉が勢いよく噴き出し始めた。

思ったほどの勢いではなかったが、温泉はとどまることをしらず延々と噴き出し続けた。

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間欠泉は地下にある空洞に水蒸気が溜まって地下にある水を押しだすことで、その姿を見せてくれる。ワンピースに出てきたノックアップストリームのようなものだ。

延々と噴き出す温泉を眺めながら、こんなにも地下には温泉が溜まっていたのかと感心したりしていた。

生ノックアップストリームを尻目に門を再びくぐり帰路につくと、異世界の世界から帰還した気持ちだった。

化学が生み出す不思議な景色⑤ 〜地獄めぐり in 別府〜

ここのところ、ひたすら地獄についてずっと書いている。

それくらい日本にはまだまだ知らない景色がたくさんあったことに驚きがあったという私の深層心理だろう。

次は血の池地獄

かまど地獄にも赤い色の温泉はあったが、少し印象が違う。

ここは少し町中から離れており、木々に囲われた場所にあった。

それが異世界感が漂わせ、絵本に出てくるような「THE 地獄」ともいえるような薄気味悪さを演出していた。

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HPをみると、この赤い色は酸化鉄や酸化マグネシウムが溶けた熱泥のため赤い色に見えているとのこと。酸化マグネシウムは白色ではなかったのか??と思いながら色々調べてみたが、答えが出ず未だに悶々としている。

 

そんなことはさておき、この血の池地獄ではここから湧き出る泥を使った軟膏を販売していた。薄気味悪さをたたえたこの地獄を、ケガの治癒に活かそうと最初に発想を起こした人はすごいと思う。

こういう勇気と革新を起こせた人はいるから、現代の医療は発展していると思いを馳せたりしている。

化学が生み出す不思議な景色④ 〜地獄めぐり in 別府〜

地獄を色々巡って来たが、続いては鬼山地獄と白池地獄。

これは今までの地獄とは違って少々特殊だった。

温泉が作り出す不思議な景色というより、温泉の熱を利用してワニや熱帯魚など暑い地域で生息する生き物たちを飼育している場所だった。

 

f:id:discovereverything:20180609195855j:plain温泉から沸き上がる水蒸気の勢い、迫力が魅力的な鬼山地獄。

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 鬼山地獄とは対照的に静寂で穏やかなイメージの白池地獄。

 

地獄というより、暖かい温泉に常に触れられるなんで生き物にとっては楽園なのでは?

なんて思いながら、生き物たちを観察してみた。

その中でも新たな発見があった鬼山地獄のワニたちを紹介したい。

ワニたちは温泉が心地良いのか、寝ている訳でもなくほぼほぼ動かないものがほとんどだった。

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印象的だったのが、常に仲間たちにくっついている姿。

私の中で獰猛で一匹狼のイメージだったワニが、こんなにも仲間達とベタベタしている。ギャップ萌えというのだろうか。ワニ が可愛らしく見えてしまった。

後から調べてみると、ワニは基本的には群れで生きており爬虫類の中では最も社会性のある生き物だという。

だから仲間への愛が強いのかもしれない。

こんな風に思うと、柵を掴んで人間の姿をジッと見ているワニもユーモラスに見えてくる。

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こんな風に思うのも、尤も柵の外だからだが・・・笑