秋のダンデライオン
「たんぽぽ」といえば春。
私だけかもしれないが、そういうイメージが私の中では定着している。
しかし、たまに見かける「秋のたんぽぽ」の綿毛。
タンポポが秋に咲くはずない。
きっと違う植物だ。
と、どこかで私の定着したイメージを残そうと
なぜか奮闘していた。
その奮闘も虚しく今年もタンポポの綿毛を発見した。
そして今年ようやく諦めて、
その存在を認めることにした笑。
調べて見ると、セイヨウタンポポは温度などの条件が揃えば普通に咲くのだそう。
なーんだ、今までの奮闘がバカみたいだ。
と思いつつ、タンポポの生命力に脱帽だ。
そういえば小学生の時に授業で、
タンポポは地上の大きさとは比較にならないくらい根が地中深くまで張っていていることを知って、その力強さに驚いたことを覚えている。
フランス語の「ライオンの歯」という意味の言葉が由来らしい。
意味としては、タンポポのギザギザの葉っぱがライオンの歯の様だからという。
愛らしい姿とは、かけ離れた猛々しい名前。
タンポポの力強さも表しているのではないかとも思ったりします。