私の発見ノート

日常は”発見”の宝庫

猿滑り

この時期になるとよく見かけるこの花木。

遠くから見ると、他の木に比べて際立って華やか。

近くでまじまじと見ると、小さな花がツリー型に咲いていて何だが不思議な形だ。

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これは、おそらくサルスベリ

何だか、芸人のような変わった名前をしている。

私は最近になって母からこの名前を教えてもらった。

最初この名前を聞いたときに、

せっかく目立つくらい華やかな花木なのだからもう少し豪華な名前をつけてもらったらよかったのにと思った。

しかし、名前の由来を聞いて納得。

この名前の由来は、猿が滑って落ちてしまうほど、木の表面がツルツルしている様子からとのこと。

私がこの木を見るとき、はじめに目が行くのは花。

昔の人は目立つ花よりも木の表面に着目したんだなと、

着眼点の違いに感心した。(現代人に関心されても仕方ないとは思うが。。。)

ところで、ブログを書くにあたってこの花を調べているときに知ったことだが、

この花には別名があるらしい。

その名も、百日紅(ヒャクジツコウ)。

由来は、初夏から秋にかけて長い期間花を咲かせることからとのこと。

こちらは花が由来の名前だ。

名前はその植物の特徴からつけられることが多い。

この花木は名前をつけるのにぴったりな見た目の特徴が多い気がする。

私だったら、どんな特徴から名前を引き出すか。

ツリー型の花?くしゃくしゃっとした花びら?

色々考えたが、ネーミングセンスがないので、妄想だけに止めておきます。