そら・そら・そらら
何だか変なタイトルを書いてしまったが、
空を眺めながら歩く時の気分はこんな感じだ。
広い空はのんびりとゆったりしているイメージだが、
次から次へとリズムよく色々な形の雲が現れる。
雲にはすでに名称がついているものが多数あるが、
自分で名前をつけたくなるような面白い雲に出くわすこともある。
酒粕雲。
酒粕のようにモロモロとした雲。
いや、灰汁雲の方がいいかな。鍋の液面にもそもそと浮いてくる灰汁のようでもある。
打ち上げ雲。
放射状に何かが飛び出したかのような何本もの長細い雲。
以上私が勝手に命名した名前だが、
おそらく正式には一つ目は羊雲。
この“おそらく”“かもしれない”には、雲の特定が難しいという私なりの見解が含まれている。というのも、雲というのは二度と同じものは見えないもの。
雲には10種類の正式な名前があるらしいが、
その時の気分で勝手に名前をつけるのが丁度いいのではないかと勝手に思う。
雲は見ていて飽きない。