私の発見ノート

日常は”発見”の宝庫

ひまわり

帰宅途中慣れない道を歩いていると、住宅地の一角にひまわり畑を見つけた。

ひまわりは夏の季語と言われるだけあって、

夏の日を表すかのように明るくて元気なイメージだ。

ひまわりは成長する際は太陽を追いかける。

しかし花を咲かせると元気な姿を見せてくれる代わりに、

花を咲かせると東を向いたまま動かない。

何か自由を無くしたかのようだ。

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こういうとなんだが安くさいポエムのようだが、

学術的に考えると太陽を追いかけるのは、

太陽が当たっている側の成長速度が早いため、向きが太陽の動きに合わせて変わるだけなのだ。そして開花すると成長が止まるため、動きが止まる。

 

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またひまわりは花が落ち種をつけるようになると、

種の重さに耐えきれず力尽きたように頭を垂れるようになる。

これもまた理由があるようで、下を向くのはどうやら種の重さだけでは無いらしい。

種に光が当たりすぎないようにとか、種が地面に自然に落ちて子孫を残すための戦略だとか色んな説があるようだが、私が調べた限りは明確な理由はわからなかった。

 

ひまわりは植物学的に見ても大変興味深い花。

しかし、ひまわりの面白さはそれだけではない。

成長過程から、最後に力尽きるまで。

その姿は様々な彼らのストーリーや心情を想起させる。

そのストーリーを考えるのも夏の風物詩といったところか。

 

※上記のひまわりの植物学的な話について間違っていたらすいません。。